マイクロバブルと炭酸は全く別物ですのでご注意ください
最近マイクロバブルと炭酸を混同されている方が多いですが、目的は全く違うのでご注意ください。
まず炭酸ですが、これは二酸化炭素を水(湯)に溶かしたもので、pHは5前後です。
マイクロバブルはお湯に空気を攪拌したもので、お湯ですからpHは7前後です。
炭酸は花王さんの発表でもわかる通り、浸透力が強いです。
毛髪や肌の角質などに浸透してケラチンへの保水力が確認されていますが、マイクロバブルはお湯なんでその効果はありません。
さらにボーア効果というのがあり。
これは血中の二酸化炭素濃度が高くなると、血中のヘモグロビンが酸素をより多く放出して細胞に供給し代謝が高まります。
そのため、炭酸泉は古くから心臓の湯として、心臓に負担をかけることなく血流を促進させると言われ、ドイツなどでは医療に使われてきた実績があります。
日本でも療養泉として、温泉のうち特に治療用を目的として環境省の「鉱泉分析指針方」でも定義されています。
マイクロバブルにはこう言った実証も定義もありませんので、ちょっと何言ってるかわかんない状態です。
ですから同一視しないで、それぞれの目的に合った使い方をご提案いたします。