T2sys誕生秘話⑨
そしてパテントを取得する!
まー色々と悩み多きお年頃なんですが、、、、、
T2sys誕生秘話①
T2sys誕生秘話②
T2sys誕生秘話③
T2sys誕生秘話④
T2sys誕生秘話⑤
T2sys誕生秘話⑥
T2sys誕生秘話⑦
T2sys誕生秘話⑧
T2sys誕生秘話⑨
T2sys誕生秘話⑩
素人が勢いで会社なんか作っちゃったものですから、後から色々整合性を取るのは大変でした。
まず一番悩んだのは金額設定なんですけど、一体幾らで販売したらいいのかさっぱりわかりませんでした。
そして商品の保護です。
だいたいオープンスペースで包み隠さず全部書いてきちゃったものですから誤魔化しようがありません(笑)
だからここは正直に生活できるぐらいの利益があればいいかな程度にしか考えていませんでした。
でもプロダクトにしたからには自分の製品は自分で守らなければなりません。
エンジン部分に使ったベンチュリー効果は一般的な物理効果なので特許なんか取れないと正直思っていました。
海外からのオファーもきていたので、特許は取ったほうがいいと色んな方に言われるのですが方法もわかりません、、、、、、
ガス関連でお世話になっている福島オーツーの福島常務に、うちで使っている事務所紹介しますから早い段階でいったほうがいいと言われ重い腰を上げて東京の丸の内にある協和特許法律事務所の門をくぐりました。
まず丸の内という地名と、有名な事務所だったのでかなりビビりました。
完全に場違いな空気に飲まれていましたが、最初に言われたのは取得は難しい、、、、、、というお言葉でした(汗)
理由はこうです、、、、、
普通特許を取るのだったら製品化する前だ、おたくのT2sysはすでに商品化されて流通している。
でも、出来るだけのことはしてみる。
しかし国際的に特許を取得するにはそれ相応のお金がかかりますよ、、、、、、、
最初から足元を見られました。
多少は蓄えもあったし、バリバリ海外展開する予定だったのでここは強気に大風呂敷を広げよう!
一か八かでその点はあ心配ありませんと答えるのが精一杯でした。
この後特許事務所と何度かやりとりをしたのですが、専門用語や手続きが難しくて、とりあえず言われたらハイって答えておこう的な感じで進めていきました。
すると、この特許は取得できるかもしれません、国際特許ですからPCTという方法があります、これで進めていきましょう。
もうワケがわからず、それでお願いしますということで、日本、アメリカ、イタリアの3カ国で手続きしていただくことにしました。
同時に商標も取得するということで、この3カ国、それと香港、シンガポール、韓国を加えて商標は6カ国で取ることにしました。
最初は国産車1台新車で買ったぐらいだと思えと自分に言い聞かせていたのですが、結果的には高級外車1台分ぐらいになっちゃいました(汗)
またもや大ピンチです。
そして結果的には特許取得できたわけですが、海外の代理人は途中でフェードアウトしてどこかに行っちゃうし。
もうあんまり人を信じるのもどーなんだろ?取得権益に群がる輩はうんざりだという気持ちになっていきました。
地道にやるのが一番、、、、なんだかんだ言っても特許は取得できたわけですから、さらに自信を持って進めようという気持ちになりました。


バタバタしている最中にも色んな出会いはあるものです。
しんびよう出版のマルセルという雑誌に友人の菊地さんが出るみたいで、出版社のスタジオに炭酸を取り付けられるかと聞かれ、取り付けに行くことになりました。
スタジオはいろんな人が使うので、ここに常設させていただこうと思い寄付してきました。
菊地さんの隣のスタジオでも撮影があり、隣で撮影していた人がウイッグを持ってきて『これ、炭酸で洗わせて頂けますか?』って言うから、どーぞどーぞっていう感じで使っていただきました。
その時気づいたのですが、その人は、、、、、、、、、、ピーカーブーのアートディレクターの伊東さんだったのです!
つづく
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T2sys誕生秘話③
T2sys誕生秘話④
T2sys誕生秘話⑤
T2sys誕生秘話⑥
T2sys誕生秘話⑦
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まー色々と悩み多きお年頃なんですが、、、、、
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素人が勢いで会社なんか作っちゃったものですから、後から色々整合性を取るのは大変でした。
まず一番悩んだのは金額設定なんですけど、一体幾らで販売したらいいのかさっぱりわかりませんでした。
そして商品の保護です。
だいたいオープンスペースで包み隠さず全部書いてきちゃったものですから誤魔化しようがありません(笑)
だからここは正直に生活できるぐらいの利益があればいいかな程度にしか考えていませんでした。
でもプロダクトにしたからには自分の製品は自分で守らなければなりません。
エンジン部分に使ったベンチュリー効果は一般的な物理効果なので特許なんか取れないと正直思っていました。
海外からのオファーもきていたので、特許は取ったほうがいいと色んな方に言われるのですが方法もわかりません、、、、、、
ガス関連でお世話になっている福島オーツーの福島常務に、うちで使っている事務所紹介しますから早い段階でいったほうがいいと言われ重い腰を上げて東京の丸の内にある協和特許法律事務所の門をくぐりました。
まず丸の内という地名と、有名な事務所だったのでかなりビビりました。
完全に場違いな空気に飲まれていましたが、最初に言われたのは取得は難しい、、、、、、というお言葉でした(汗)
理由はこうです、、、、、
普通特許を取るのだったら製品化する前だ、おたくのT2sysはすでに商品化されて流通している。
でも、出来るだけのことはしてみる。
しかし国際的に特許を取得するにはそれ相応のお金がかかりますよ、、、、、、、
最初から足元を見られました。
多少は蓄えもあったし、バリバリ海外展開する予定だったのでここは強気に大風呂敷を広げよう!
一か八かでその点はあ心配ありませんと答えるのが精一杯でした。
この後特許事務所と何度かやりとりをしたのですが、専門用語や手続きが難しくて、とりあえず言われたらハイって答えておこう的な感じで進めていきました。
すると、この特許は取得できるかもしれません、国際特許ですからPCTという方法があります、これで進めていきましょう。
もうワケがわからず、それでお願いしますということで、日本、アメリカ、イタリアの3カ国で手続きしていただくことにしました。
同時に商標も取得するということで、この3カ国、それと香港、シンガポール、韓国を加えて商標は6カ国で取ることにしました。
最初は国産車1台新車で買ったぐらいだと思えと自分に言い聞かせていたのですが、結果的には高級外車1台分ぐらいになっちゃいました(汗)
またもや大ピンチです。
そして結果的には特許取得できたわけですが、海外の代理人は途中でフェードアウトしてどこかに行っちゃうし。
もうあんまり人を信じるのもどーなんだろ?取得権益に群がる輩はうんざりだという気持ちになっていきました。
地道にやるのが一番、、、、なんだかんだ言っても特許は取得できたわけですから、さらに自信を持って進めようという気持ちになりました。


バタバタしている最中にも色んな出会いはあるものです。
しんびよう出版のマルセルという雑誌に友人の菊地さんが出るみたいで、出版社のスタジオに炭酸を取り付けられるかと聞かれ、取り付けに行くことになりました。
スタジオはいろんな人が使うので、ここに常設させていただこうと思い寄付してきました。
菊地さんの隣のスタジオでも撮影があり、隣で撮影していた人がウイッグを持ってきて『これ、炭酸で洗わせて頂けますか?』って言うから、どーぞどーぞっていう感じで使っていただきました。
その時気づいたのですが、その人は、、、、、、、、、、ピーカーブーのアートディレクターの伊東さんだったのです!
つづく
T2sys誕生秘話①
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T2sys誕生秘話④
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T2sys誕生秘話⑥
T2sys誕生秘話⑦
T2sys誕生秘話⑧
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T2sys誕生秘話⑩