T2sys誕生秘話③
救世主クリープパーマ!
前回はでは何とか炭酸までこぎつけることができました、でも実祭の苦労はこれからです。
T2sys誕生秘話①
T2sys誕生秘話②
何とか炭酸にたどり着きましたが、世に言う炭酸は炭酸水、、、、、水温15℃以下です。
せめて38℃ぐらいないとお客様にかけるわけにはいきません。
また塗布の仕方も課題でした。
とにかくネットにはキンキンに冷えた炭酸水を飲むことしか書いてなかったし、あとは水槽関係の記事だけです。
誰もお湯で炭酸なんか考える人はいませんでした。
実際、重曹とクエン酸をお湯に混ぜたら一瞬で泡ができて消えるだけです。
ソーダサイフォンは温度が上がると内圧が上がって危険みたいな事も書いてあるし、ペットボトルにドライアイス入れて破裂させて怪我をする記事もありました。
いったいどうしたらお湯で炭酸ができるんだろうか?
全て手探りです。
そういえば、炭酸の温泉っていうのがあったよな!
ここを調べればヒントがあるかもしれない、、、、、、ここで炭酸泉に行き着きます。
ネットで検索をかけると温泉技師の方の解説ページに行き着きました。
温泉の科学
この記事を書いた方に連絡を取り、参考にさせて欲しいとお願いしました。
美容室で、炭酸泉ですか?想像もしませんでした、、、、みたいに言われましたが、快くリンクを承諾いただけました。
ソーダサイフォンで炭酸を作るのは1リットル当たり80円のコストがかかります。
40℃前後なら、ペットボトルで加圧をすれば容易に作れるんじゃないか?
でも蓋を開けたら1気圧に放出されるので炭酸濃度は下がるよね?、じゃ加圧できる容器で更に加圧できる装置があればもっと安く手軽に炭酸できるよね?
そこでたどり着いたのが、大きなボンベから直接ペットボトルで炭酸を作るシステムです。


ペットボトルの容器にカプラーを取り付けて、ボンベから直接二酸化炭素を送り込み圧力をかけて40℃前後の炭酸を作り、そのペットボトルに加圧ポンプを取り付けて再加圧してスプレーで噴霧する!
ペットボトルオプションの完成です!
実はこのペットボトル式が一番最初にできました。
あとは実験です、このころは毎日実験に明け暮れていました。
当時はネット上で新しいパーマをみんな模索していました。
中間水洗後にそのまま時間を置いたり、時短のために加熱したり、遠赤外線がいいのか水蒸気がいいのか?
何分ぐらいおけばいいのか?
ロッドの形状はどれがいいのか?
温度は何度ぐらいがいいのか?
そうクリープパーマの黎明期でした!
まだメーカーも動いてない時期に地下で暗躍していたのがネット理美容師です!
当然何が正解で何が悪くて、薬剤は何がいいのか?なんて誰もわかりません。
当時流行っていたのがシステアミン!
やがてチオグリセリンやスピエラなんかも出てきましたが、ここでパンチングシートの再起をかけました。
パンチングシートはペーパーを使わず、多孔性なので温度の変化に対応しやすい!
これと炭酸を掛け合わせて新しいクリープパーマはできないか?

もうね、毎日のように実験して結果をmixiにアップしました。
実験馬鹿ですね(笑)
つづく
T2sys誕生秘話①
T2sys誕生秘話②
T2sys誕生秘話③
T2sys誕生秘話④
T2sys誕生秘話⑤
T2sys誕生秘話⑥
T2sys誕生秘話⑦
T2sys誕生秘話⑧
T2sys誕生秘話⑨
T2sys誕生秘話⑩
前回はでは何とか炭酸までこぎつけることができました、でも実祭の苦労はこれからです。
T2sys誕生秘話①
T2sys誕生秘話②
何とか炭酸にたどり着きましたが、世に言う炭酸は炭酸水、、、、、水温15℃以下です。
せめて38℃ぐらいないとお客様にかけるわけにはいきません。
また塗布の仕方も課題でした。
とにかくネットにはキンキンに冷えた炭酸水を飲むことしか書いてなかったし、あとは水槽関係の記事だけです。
誰もお湯で炭酸なんか考える人はいませんでした。
実際、重曹とクエン酸をお湯に混ぜたら一瞬で泡ができて消えるだけです。
ソーダサイフォンは温度が上がると内圧が上がって危険みたいな事も書いてあるし、ペットボトルにドライアイス入れて破裂させて怪我をする記事もありました。
いったいどうしたらお湯で炭酸ができるんだろうか?
全て手探りです。
そういえば、炭酸の温泉っていうのがあったよな!
ここを調べればヒントがあるかもしれない、、、、、、ここで炭酸泉に行き着きます。
ネットで検索をかけると温泉技師の方の解説ページに行き着きました。
温泉の科学
この記事を書いた方に連絡を取り、参考にさせて欲しいとお願いしました。
美容室で、炭酸泉ですか?想像もしませんでした、、、、みたいに言われましたが、快くリンクを承諾いただけました。
ソーダサイフォンで炭酸を作るのは1リットル当たり80円のコストがかかります。
40℃前後なら、ペットボトルで加圧をすれば容易に作れるんじゃないか?
でも蓋を開けたら1気圧に放出されるので炭酸濃度は下がるよね?、じゃ加圧できる容器で更に加圧できる装置があればもっと安く手軽に炭酸できるよね?
そこでたどり着いたのが、大きなボンベから直接ペットボトルで炭酸を作るシステムです。


ペットボトルの容器にカプラーを取り付けて、ボンベから直接二酸化炭素を送り込み圧力をかけて40℃前後の炭酸を作り、そのペットボトルに加圧ポンプを取り付けて再加圧してスプレーで噴霧する!
ペットボトルオプションの完成です!
実はこのペットボトル式が一番最初にできました。
あとは実験です、このころは毎日実験に明け暮れていました。
当時はネット上で新しいパーマをみんな模索していました。
中間水洗後にそのまま時間を置いたり、時短のために加熱したり、遠赤外線がいいのか水蒸気がいいのか?
何分ぐらいおけばいいのか?
ロッドの形状はどれがいいのか?
温度は何度ぐらいがいいのか?
そうクリープパーマの黎明期でした!
まだメーカーも動いてない時期に地下で暗躍していたのがネット理美容師です!
当然何が正解で何が悪くて、薬剤は何がいいのか?なんて誰もわかりません。
当時流行っていたのがシステアミン!
やがてチオグリセリンやスピエラなんかも出てきましたが、ここでパンチングシートの再起をかけました。
パンチングシートはペーパーを使わず、多孔性なので温度の変化に対応しやすい!
これと炭酸を掛け合わせて新しいクリープパーマはできないか?

もうね、毎日のように実験して結果をmixiにアップしました。
実験馬鹿ですね(笑)
つづく
T2sys誕生秘話①
T2sys誕生秘話②
T2sys誕生秘話③
T2sys誕生秘話④
T2sys誕生秘話⑤
T2sys誕生秘話⑥
T2sys誕生秘話⑦
T2sys誕生秘話⑧
T2sys誕生秘話⑨
T2sys誕生秘話⑩