炭酸の本当の所!その1(改訂版)
さて今回から少し難しい話しをして行きます。
炭酸の基礎を1からお読みになった方には理解出来ると思いますがw
炭酸の濃度についてです。
炭酸水をグラスにつぐと泡がいっぱい出ますね、、、、、あのシュワシュワが炭酸だと思い込んでいる人が多いですが、あの泡は炭酸ではありません。
じゃあの泡はなんなのか?って言うと、只の二酸化炭素です。
つまり、グラスに注がれた時点で、圧力変化と温度変化で飽和しきれない二酸化炭素が逃げている状態です。

この泡の正体は只の二酸化炭素だった。
炭酸は気体中には存在しません。
泡って気体ですよね?
つまり二酸化炭素が逃げている状態だと思って下さい。
いずれあの泡は空気中に放出されます、、、、、だって比重が軽いんだもん。
それが影響するとか言った事じゃないんですよ。
じゃ炭酸の濃度は何処で見るのか?
それはズバリ、、、、、、pHです!
前回の日記は今日の伏線だった訳です。
このグラフを見て下さい。

このH2CO3が炭酸です。
これは水溶液中にしか存在しません。
炭酸H2CO3が減少すればpHは高くなります。
つまりpHが低ければ低い程高濃度と言う事が言えます。
次にHCO3-は炭酸水素イオンです。
これは陰イオンであり、これが増えるとアルカリに傾きます。
グラフでは、炭酸と炭酸水素イオンの関係が見て取れますよね。
水中でpH変化とともに、炭酸H2CO3はH+と炭酸水素イオンHCO3-に解離します。
この時、炭酸水素イオンHCO3-の比率が増えれば増える程、水溶液はアルカリに傾く特性があります。
つまり炭酸濃度とpHは比例するとお考え下さい。
更にpHが高くなりますと、炭酸水素イオンHCO3-はさらにH+と炭酸イオンCO3 2-に解離します。
これが炭酸の二段解離です。
この炭酸イオンが増えれば増える程、pHはアルカリに振られて行くのです。
ですので、pHメーターが弱酸pH5以下程度なら何処のメーカーでも炭酸濃度は変わらないと考えて間違えありません。
そして溶解しきれない二酸化炭素(泡)のことを>浮遊二酸化炭素と言います。
ですから、泡のあるなしに関わらず、pHが炭酸濃度の指標になることは間違えありません。
つまり、pH4.8程度で高濃度炭酸水っていうのはあり得ません。
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炭酸探訪その3
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この泡の正体は只の二酸化炭素だった。
炭酸は気体中には存在しません。
泡って気体ですよね?
つまり二酸化炭素が逃げている状態だと思って下さい。
いずれあの泡は空気中に放出されます、、、、、だって比重が軽いんだもん。
それが影響するとか言った事じゃないんですよ。
じゃ炭酸の濃度は何処で見るのか?
それはズバリ、、、、、、pHです!
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このH2CO3が炭酸です。
これは水溶液中にしか存在しません。
炭酸H2CO3が減少すればpHは高くなります。
つまりpHが低ければ低い程高濃度と言う事が言えます。
次にHCO3-は炭酸水素イオンです。
これは陰イオンであり、これが増えるとアルカリに傾きます。
グラフでは、炭酸と炭酸水素イオンの関係が見て取れますよね。
水中でpH変化とともに、炭酸H2CO3はH+と炭酸水素イオンHCO3-に解離します。
この時、炭酸水素イオンHCO3-の比率が増えれば増える程、水溶液はアルカリに傾く特性があります。
つまり炭酸濃度とpHは比例するとお考え下さい。
更にpHが高くなりますと、炭酸水素イオンHCO3-はさらにH+と炭酸イオンCO3 2-に解離します。
これが炭酸の二段解離です。
この炭酸イオンが増えれば増える程、pHはアルカリに振られて行くのです。
ですので、pHメーターが弱酸pH5以下程度なら何処のメーカーでも炭酸濃度は変わらないと考えて間違えありません。
そして溶解しきれない二酸化炭素(泡)のことを>浮遊二酸化炭素と言います。
ですから、泡のあるなしに関わらず、pHが炭酸濃度の指標になることは間違えありません。
つまり、pH4.8程度で高濃度炭酸水っていうのはあり得ません。
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