電子の移動〜酸化還元について
この前、酸化還元反応とは電子の移動だって書いてかなり混乱している人が多いと思います。
まー自分もその一人だったんで、わかり易く解説してみたいと思います。
先ず、電気的にバランスが取れている原子を中性原子と言います。
図1

水素原子は電子を1個持っています、でも別の中性原子に電子を取られたら+の極性になっちゃいます。
これをイオンと言います。
図2

これは水素イオンですが、水素イオンとは電子を取られた水素原子の事ですね!
だから水素と水素イオンは全くの別物なのです。
そして水素イオンが+の極性を示すのと対極にあるのが、水酸化物イオンです。
これは電子を受け取った為に−の極性になっています。
図3

この水素イオンと水酸化物イオンが、水溶液中に同量有るとき!
水素イオン(H+)=水酸化物イオン(OH-)
これを中性と言い、水素イオンが増えたら酸性、水酸化合物イオンが増えたら塩基性(アルカリ)といい、pHで表すのはこれです。
ですから酸アルカリの強さはこのpHで表します。
つまりpHとは、水素イオンの量によって表されているので、水素イオン濃度指数と呼ばれているのです。
一方、酸化還元反応とは電子がどの位移動したかという電子の量によって表されます。
電子の移動量ですので、単位はmV(ミリボルト)です。
ですから、電子を一つ持っている水素そのものの移動とは、そのまま電子の移動になるのです。
(水素イオンとは別物です)
そして水素(電子)を与えるモノを還元体(還元剤)
水素(電子)を奪うものを酸化体(酸化剤)
と言うのです、、、、、、ややこしいけど。
電子を奪われた成れの果てが酸で、電子を奪った側の成れの果てがアルカリと言う事ですね。
そして電子を動かす作用を酸化還元反応と言うのです。
この酸化還元電位は電位差計というモノを使って計測出来るのですが、温度によっても異なります。
だからパーマをかけるときに使われる薬剤と温度とは密接な関係に有るのです。
そして更に、還元剤(パーマ1液)の種類によって水素を放出するときのpHや温度や分子量も計算にいれて施術をしなくてはならないので、酸化還元は余計にややこしくなっているというのが実情です。
まー、頑張ってくださいw
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そして水素イオンが+の極性を示すのと対極にあるのが、水酸化物イオンです。
これは電子を受け取った為に−の極性になっています。
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これを中性と言い、水素イオンが増えたら酸性、水酸化合物イオンが増えたら塩基性(アルカリ)といい、pHで表すのはこれです。
ですから酸アルカリの強さはこのpHで表します。
つまりpHとは、水素イオンの量によって表されているので、水素イオン濃度指数と呼ばれているのです。
一方、酸化還元反応とは電子がどの位移動したかという電子の量によって表されます。
電子の移動量ですので、単位はmV(ミリボルト)です。
ですから、電子を一つ持っている水素そのものの移動とは、そのまま電子の移動になるのです。
(水素イオンとは別物です)
そして水素(電子)を与えるモノを還元体(還元剤)
水素(電子)を奪うものを酸化体(酸化剤)
と言うのです、、、、、、ややこしいけど。
電子を奪われた成れの果てが酸で、電子を奪った側の成れの果てがアルカリと言う事ですね。
そして電子を動かす作用を酸化還元反応と言うのです。
この酸化還元電位は電位差計というモノを使って計測出来るのですが、温度によっても異なります。
だからパーマをかけるときに使われる薬剤と温度とは密接な関係に有るのです。
そして更に、還元剤(パーマ1液)の種類によって水素を放出するときのpHや温度や分子量も計算にいれて施術をしなくてはならないので、酸化還元は余計にややこしくなっているというのが実情です。
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