チューブ埋設のススメ
炭酸器具を導入する際に一番悩むのがボンベの置き場。
ここも意見が分かれるところなんですが、わざとボンベを見せて炭酸感を醸し出したい派と、徹底的にボンベの形跡を消してシャンプー台周りをスッキリオシャレに演出したい派といます。
この辺りはサロンコンセプトなんで、なんともいえません。
ボンベ見せたい派の設置は簡単です。
シャンプー台の隣にボンベ置いておけば良いだけですから、、、、、、
しかし、このタイプのサロンは注意が必要です。
ボンベは色々あり、酒屋さんでも、知り合いのガス屋さんでも、T2sysの推奨ガス会社でも中身は一緒ですが、ボンベサイズが色々あり中には安定感の悪い(ボンベの形状)ボンベもあります。
特に安定感の悪いボンベ(設置面積の少ない)は常に転倒リスクがあることを覚えて置いてください。
実際に転倒させてレギュレーターを破損させる事故が月に1回は報告あります。
レギュレーターを破損させると保証は効きません。
レギュレーター自体、消耗品という位置付けなので製造会社でも保証は一切つけないからです。
ですからボンベ見せたい派はなんらかの転倒防止策をご自身でとっていただく必要があります。
ボンベ転倒は大体チューブを足にひっけて転倒に至るケースが殆どです。
ですから見た目を良くして転倒を避けるには、ボンベを隔離するのが一番です。
ボンベを隔離するのに一番厄介なのが6ミリチューブで、これをどうにかせねばなりません。
また6ミリチューブも消耗品ですので、何年かに一度は取り替えが必要です!
ですから、ボンベ隔離の場合チューブの配管をどうするのかが決め手になります。
一番スマートなのは床下にチューブを通すこと。
床下にチューブを埋設するのは一番スマートですが、一つ問題があります。
それは、後から床に穴を開けるのは結構厄介な点です。
後穴を開けて管を通すのは個人レベルだと難しいので工務店にお願いしなければならないことです。
そのあたりの詳細は工務店と相談してください。
新築サロンで床をいじる予定があれば、予め工務店との簡単な打ち合わせですみます。
具体的にはCD管という電線を配管するパイプがあるのですが、それをボンベの所とシャンプー台の間に入れてもらうがけです。
これがボンベ側のCD管です。
CD管ってあまり聞きなれないかもしれませんが、工務店に話すとすぐわかります。
この写真のCD管は16ミリというサイズで、6ミリチューブをこの管に通してシャンプー台まで運ぶためのものです。
ちなみにシャンプー台がわはこうなります。
お湯と水の配管の真ん中あたりに顔を出しているのがCD管です。
このCD管が床下に通っているので、ボンベの存在を隠しちゃうことができるのです。
新築店舗ならボンベを収納する場所を作っちゃえばスマートです。
こんな感じで作り付けにしてしまえば一切ボンベの存在は見えません。
そうするとシャンプー台周りはスムーズでおしゃれに仕上がります。
床下を通してバックルームにボンベを置いているサロンもありますので、設置は自由にできます。
サロン様のご相談にも乗りますので、ぜひ床下埋設もご検討くださいね。
水回りは一番汚れが目立つところなので、常に清潔に綺麗に保ちたいですよね!